日本語:夏椿 シャラノキ 英語:summer camellia
学名:Stewartia pseudocamellia
花期:6〜7月
ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木。
初夏に白い花を咲かせます。緑の葉と真っ白なお花のコントラストが目に涼しく、また清純な雰囲気が素敵です。
香りはありません。
茶花としても人気の高いお花です。
大きく育った木は、たくさん花をつけるので、お花の咲く季節なら、お茶会の日に咲くかしら…なんて心配はないと思います。
でも、ものすごく繊細です。
私は、夏の空の下で元気に咲いている姿を見るのが好きです。
花の白色は、濁りのないスーパーホワイトだから、涼しい気分にさせてくれるから。
花弁の多いゴージャスなお花もいいけど、
こういう花弁の少ない(5枚)楚々としたお花は、心を和ませてくれるんですよね。

別名のシャラの木というのは、
「沙羅双樹(サラソウジュ)」と見た目が似ていて、どちらもお花が一日で終わってしまうことも同じ。花も性質も似ているんですね。
この沙羅双樹は耐寒性に弱くて、日本の気候とは相性が悪いのです。基本的には日本では育たないので、夏椿が沙羅双樹の代わりとされています。
沙羅双樹は、インド原産の常緑高木。
仏教の聖樹。
お釈迦さまの入滅のときに、その周囲に植えられていた沙羅双樹が枯れて白くなった。
その枯れた姿が鶴の羽のようだったというお話が伝説になっています。