人間の最大の罪は不機嫌である

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ ドイツの詩人・劇作家・小説家 1749-1832

嫌なことがあった。


イライラして、不機嫌になってしまっている自分に気づく。
ほんの些細なことでも、気にしないように努めていても、感情をコントロールできない時はある。
自分は変えられても、他人は変えられない。

ところで、不機嫌なときは、どう対処すればいいのだろう。

先日、介護の母と衝突したとき、家の外に飛び出して近所をぐるっと一周した。腹を立てていたので、その力を腕を動かす力に変えて、力強く歩いた。気がつくと、イライラのことは忘れて、腕を振ることに集中している私がいた。ほんの数分歩いただけで、1kmにも満たない距離だったと思うけれど、家に戻る頃には、すっかり気分が晴れていた。ナイス!

その時の状況にもよるけれど、私には、まず「怒りの現場」から離れることが合っているのだと思った。
イライラしたまま、イライラした場所に居続けていると、どうにもこうにも気持ちは収まらない。
すぐに気持ちを切り替えられる人は、偉い。そうなりたいとも思う。でも、なかなかそう簡単にはいかない。

後になって冷静に振り返ると、イライラの原因が、実は自分のイライラだった、ということもある。私が不機嫌でいるから、相手も嫌な思いをして、嫌な態度を取ってしまう。不機嫌は、ものすごく強い力を持っていて、周りの人まで巻き込んでしまうのだ。

不機嫌になると、顔は怖くなり、美しくない。損することばかりだ。

嫌なことがあったとき、
美しい風景を頭の中で映像化する。
深呼吸をする。
紙に書き出す。
音楽を聴く。
別のことに集中する。
対処法はいくつもある。

どれが自分に合うのか、どんな時に使えるのか。もしもの時のために、あらかじめ備えておけば、それだけで少し安心できる。

不機嫌は罪だよ。
不機嫌は敵だよ。
不機嫌な人は損をするんだよ。

そう、覚えておこうと思う。