初台のオペラシティ アートギャラリーの展示『柚木沙弥郎 永遠のいま』に行った。2025年12月21日までの展示会で、最終1日前に行くことができた。ギリギリセーフ。
入り口には、青と緑を大胆に染色された布が展示されていた。
生前のインタビューした動画の上映があって、その中で、ニコニコしながら宅配便の伝票を手にしている柚木さんが印象的だった。手にしている宅配便の伝票を裏返すと、複写部分の黒いカーボンが、幾何学的なデザインになっているのを指さして「これは僕にとって面白いデザインなんだ」と言っていたことにハッとさせられた。
私は、今まで宅配便の伝票が面白いと思ったことはない。ましてや裏側をじっくり眺めたこともない。その着眼点には驚かされたし、さすがだと感心。
私の着眼点は、すっかり凝り固まっってしまっているのだなあ。
柚木さんほどではなくても、少しでも柔らかくほぐしていきたい。いろんな角度から眺める習慣を心がけてみよう。
展示では、型染めだけでなく、水彩やガラス絵、コラージュ、絵本の挿絵などテイストの異なる作品を見ることができた。楽しい時間。
一番、印象に残ったのは、作品名「サイカチの木」。
(下の画像の左側。ポストカードを買ったよ)
生前、散歩コースの代々木公園にある木で、その前を通ると必ず挨拶を交わしていたとか。
この木は、一度、病気になってしまったらしいのだけど、10年以上の時を経て、回復したとのこと。木の生命力はすごい。柚木さんは、そのたくましい木と向き合い、どんなことを話したのかな。きっと、大きな安堵とエネルギーを注いでくれる大切な存在だったのだろうな。
生涯ワクワクする気持ちを大切にしていたと言う柚木さん。
作品の数々から、ワクワクのお裾分けをいただいた感じ。

東京オペラシティは、京王線初台駅から直結。突然の雨でも安心なところがいい。

