10月1日は、いろいろな記念日がある。「コーヒーの日」「日本酒の日」「醤油の日」「メガネの日」、それから、東海道新幹線の東京―大阪間開通なども。
私にとっては「10月1日は都民の日」。
小学生の頃、この日が学校のお休みになるのがとても嬉しかった。両親も休みを取ってくれて、少しだけ遠出の日帰り旅行を楽しんだものだ。他の県は通常通りだから、遊んでいる私たちを「あれ?」と不思議そうに見る人もいた。
「だって、今日はお休みなんだもん」と心の中でつぶやく。
あの頃は、平日にお休みをするということが、とても特別だった。今では、親の都合や働き方の多様化で、自由に休みを取る人も多いけれど、当時はそういうのが厳しかった。だからこそ「都民の日の休み」は、一層輝いて思えたのだ。