たんぽぽの種ふわり

ふわふわの綿菓子みたいなたんぽぽの種。  

触れると形を崩してしまう。

白いふわふわした部分は、わたげ(冠毛)と呼ばれる小さな毛。

子供の頃は、フウっと吹いて飛ばして遊んだりしたものだ。  

たんぽぽの種は風に乗ってわたげとともに遠くまで旅をする。10キロメートルも離れたところまで飛ぶこともあるという。遠くへ飛ぶことで、たんぽぽの子孫を広い範囲に残すことができる。  

たくましい。

たんぽぽのわたげが、ゆらりゆらりと空に浮かぶ姿はパラシュートを連想させてくれる。 

私もパラシュートにゆられてどこかへ飛んで行きたいなあとたんぽぽのことを羨ましく思う。

パラシュートに乗ったことはないけれど、  

40年ほど前、パラグライダーに乗ったことがある。  

スキー場にあるスクールでの一日体験だった。

パラグライダーは風の力を利用して空を飛ぶスポーツ。  

山の上から走ってパラグライダーに風を入れる。実際にやってみるとそんなに簡単ではないけれど、何度かやっているうちに、ふわっと浮き上がる瞬間がわかるようになる。  

地面から足が離れたときは、嬉しいのと怖いので、ドキドキが止まらなかった。  

そういえば、上手に着地できなくて膝を擦りむいてしまったんだ。  

懐かしいな。  

また、ちがう形で風を感じながら空飛ぶ体験をしてみたいな。

たんぽぽのようにゆらりゆらりと。